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「自由(自費)診療」をおすすめする理由。「保険診療」との違いやメリット・デメリットについて。

ご存知の方も多いと思いますが、歯科医院での治療には「保険診療」と「自由診療」の2種類があり、患者さまご自身が、どちらの治療方法にするかを選択する事ができます。

もちろん最終的に選択いただくのは患者さまですが、グリーン歯科では、患者さまのお口の状況や必要な治療の内容によっては、自由診療をお勧めしたり、場合によっては保険を利用した診療をお断りする場合もございます。

この記事では、その理由についてご案内させてください。

保険診療と自由診療について

保険診療とは

厚生労働省により、診療項目ごとに保険点数が定められている診療方法です。

日本全国どこの歯医者でも(歯科医師の熟練度、技術の高さなど関係なく)同じ金額、同じ内容で治療を受けることができます。一方で、使用できる材料や治療手順まで細かく定められており、治療時間にも制限があります。

グリーン歯科でもその条件のなかで、もちろん最大限の処置は行います。ただ例えば「○○という方法で治療したら患者さまのお悩みが確実に改善する」と歯医者として分かっていても、保険診療の規定で許された時間ではとても対応できるものではない場合は提供することはできない、つまり「患者さまにとってベストな治療を施す事ができない」といったケースがたくさんあります。

自由(自費)診療とは

使用できる材料や処置方針に制限がありませんので、患者さまのご希望にあわせて、充分な治療時間と治療精度の高さを追求する事が可能です。

結果として、過酷な口腔内の環境下において、再治療の必要性を限りなく抑え、歯を長持ちさせる事につながります。

例えば型取りの場合、保険診療の場合は5分10分しか時間が許されないとします。ただグリーン歯科の自由診療では、同じ型取りに1時間ほどかけることがあります。5分10分でとった型と、丁寧に1時間かけてとった型では、精度がまるで違うのは明らかです。

型の精度が高いと、当然人工歯や冠のできあがりが全然違いピタッと合うため、調整も少ない時間・回数で済み、結果的に早く快適な状態になり、その快適さも長持ちします。

もちろん単純に1時間かければいいというわけではなく、それぞれの治療分野のプロフェッショナルによる高い技術が前提にあるのですが、その技術を患者さまに制限なく100%提供できるのが自由診療になります。

保険診療と自由診療のメリット・デメリットまとめ

保険診療自由(自費)診療
治療精度の高さ
素材
かけられる治療時間×
機能性・審美性×
予後(治療後)の経過
治療費の自己負担×

「自由(自費)診療」をおすすめする理由

繰り返しになりますが、大前提としてグリーン歯科では患者さまのご希望に応じた診療を行っております。また患者さまの為にできるだけ費用の負担を少なくし、最良の結果を出したいというのが本当の気持ちです。

しかし、すべての保険治療で時間をかけて最良の結果をだす事は難しいのが実状です。

自由診療は、どうしても自己負担が大きくなるため、迷われる方もいらっしゃると思います。ただ自由診療の価格は「もの」の価値ではありません。ドクターの経験、技術、歯科医院の設備やスタッフの実力、依頼している技工士さんの匠の技術それら全てを含めた総合力に値するものです。

当院では、コストパフォーマンスに合ったクオリティの高い「自由診療」をご提供するために、今後も技術の研鑚に努めてまいりたいと考えています。お困りのことやわからない事があれば、当院にお気軽にご相談下さい。